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有田にて肥後のやきものを鑑賞する。

 

有田の小高い丘に建つ、やきもの美術館・九州陶磁文化館では、10/6~11/26まで特別展「熊本のやきもの」が開かれています。
熊本には、有田と同じく江戸時代からつづく磁器の生産の長い歴史があります。

 

幕府のもとで統治されていた時代、熊本県は肥後藩や人吉藩、天草などに分かれ、やきものにも文化や気風の違いが色濃く反映されています。
肥後藩や人吉藩では藩おかかえの窯元が、豊富な財源を元手に、緻密かつ豪華な伝統的作品を産み出しています。
一方、幕府天領として長崎との繋がりを持ち海にも囲まれた天草はベンチャー気質にあふれ、洋風食器を作ってヨーロッパに輸出を試みるなどしています。

 

そんな熊本のやきものですが、実は有田をはじめとして肥前地区と深いつながりがあるのです!
例えば、前線で活躍中の熊本出身の陶芸作家にとって、有田工業学校や窯業大学へ進学し有田の地で陶芸を学ぶことは良くある話らしいです。
また、その昔、潜伏キリシタンや農民が起こした天草一揆での人口減の問題から、当時の肥前のやきもの職人たちが多く現地へ移住した歴史があるといいます。
さらには有明海を挟んで繋がる熊本(肥後)と有田(肥前)は同じ「火(肥)の国」であり、現代では天草でとれた陶石が肥前圏の磁器の原料として広く浸透しています。

 

つながりの深い肥前の地で、熊本のうつわを鑑賞できる、滅多にない機会。

 

ぜひみなさんも足を運んでみて下さい。

プログラム詳細はこちらから↓
https://aritasu.jp/arifes/program/arifes17-12/

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