アリタの食べ物はどれも美味しい。
有田近隣の食材をたっぷり使ったオトナのためのダイニングイベント。

「 DINING HACK ARITA 」(ダイニングハック・アリタ) 昼の部・食材提供元 生産者向けレセプション

2017年11月18日に行われた、「 DINING HACK ARITA 」(ダイニングハック・アリタ) 。
  
総合プロデューサーの伊藤レイ氏、福岡県糸島市で全国からのグルメファンが集うフレンチレストランを営む水野健児シェフを中心に、フラワーデザイナーやフォトグラファー、DJなど様々なジャンルのクリエイターたちと、会場になる土地がコラボレーションでおもてなしをする、ダイニングパーティーイベントです。
  
会場となったのは、有田町丸尾にある幸楽窯。
築140年の有田小学校の木装校舎を本社へ移築した工場をはじめ、敷地全体にほかのどこにもない、ノスタルジーな雰囲気が流れています。
  
本番の夜の部では、20組限定のスペシャルな空間でのおもてなしが行われましたが、それに先立ち、当日の昼の部では、今回のイベントに食材を提供した生産者の方々を中心に招待された、試食&トークイベントが行われました。
  
工場内の一角にセッティングされた会場に入ると、パネルや生産者さんたちの写真がディスプレイされていました。
生産者さん一人一人と向き合い、丁寧に食材を選んでいった様子が伝わってきます。
  

  
まずは、司会進行の伊藤氏と地元食材を提供した生産者さんとのトークセッション。
  
今回の食材は有田町内を中心に、小麦粉や卵、牛乳まで、すべて佐賀県産のものが集められました。
自身が扱う食材について、熱く語る生産者の方々。
  
造るモノは違っても、かける思いは同じモノを感じました。
美味しいものを食べてもらいたい。いろんな人に知ってもらいたい。
そんな思いがビシビシと伝わるトークでした。
  

  
そのあとは、今晩のメニューを立食形式で試食。
キレイに盛り付けられたお料理たちが、会場である幸楽窯の色鮮やかなプレートに乗って運ばれてきます。
  

  
水野シェフの解説では、有田の食材はどれも美味しくて、手を加えることがもったいないと感じることもあり、なかなかメニューが決まらなかったそう。
およそ1か月半の間に、40~50品の試作を経て並んだ12品のお料理たちは、各食材へのリスペクトを感じる、素材を活かした優しい味がしました。
  

  
生産者のみなさんの、自身が手掛けた食材を使った料理を愛おしむように召し上がられていた表情が印象的でした。
  

  
最後はみんなで記念撮影。和やかなムードで、レセプションは幕を閉じました。