あなたに伝えたい、401年目の有田陶器市お宝スポット
<2017.04.27更新>
今年の有田陶器市は去年400年祭を祝って意気消沈?ノンノン、まだまだ有田焼の創業500年を目指して町中はお祭りを続けます。今回は、秘密にしておきたいけれどもこっそり教えちゃう、オススメ陶器市スポットを紹介します。
1. 買い物だけじゃない!陶器市期間中に行けるイベント&体験
まず最初に、陶器市期間中に楽しめるイベント&体験をご紹介します。
興味のあるものがあったら、ぜひClickを。詳細をご紹介しています。
【イベント】
・リサ・ラーソン期間限定SHOP →Links https://aritasu.jp/product/lisalarson/
・世界に誇る有田焼ショッピングモール →Links https://aritasu.jp/product/arita-gr-event/
【体験】
・有田柳窯 無料の粘土遊び →Links https://aritasu.jp/product/exp-008/
・アトリエ夢 有田焼絵付け体験 →Links https://aritasu.jp/product/toukiichi-yume/
・佐賀ダンボール商会 万華鏡づくり教室 →Links https://aritasu.jp/product/exp-009/
・幸楽窯 トレジャーハンティング →Links https://aritasu.jp/product/exp-001/
・茂正工房 ろくろ体験 →Links https://aritasu.jp/product/exp-002/
2. 福岡からたったの2,000円ちょいで行けちゃう!?
(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/dejima004/14377297.html)
つづいて気になるのが、交通アクセスについて。福岡市内からのJR特急券4枚つづりは8,240円で、1枚あたり2,060円と何ともお得。交通渋滞のイメージがあるゴールデンウィーク期間まっただなかの陶器市ですが、電車に乗ってくれば移動も楽々で到着時間も正確です。また、長崎からは限定の陶器市列車が出ます。その情報はこちら。
時刻表は上のようになっています。陶器市の間は臨時列車がなんと8本も増えます。博多駅からならば7時台に出発するのが一番良いでしょう。
3. 臨時列車が停まる上有田駅は、昭和レトロなおもむき!
(出典:http://4travel.jp/travelogue/10244972)
電車で来るならば有田駅のひとつ手前の上有田駅で降りると便利です。いつもは駅を通過する特急電車も臨時停車します。陶器市のメインロードは、上有田駅から有田駅までゆるやかな下り坂になっており、有田駅からのぼってくるよりも歩きやすいのです。上有田駅は昔ながらの駅舎が残っており、ノスタルジーな雰囲気にひたれます。
古い駅舎の一角を改装した「駅カフェSARAYAMA」も期間中4/29~5/5まで毎日オープンし、名物ごどうふサンデーや、こだわりの自家焙煎コーヒーなどが味わえます。
さらに5月3日(水祝)~5日(金祝)には、アタラシイ有田ものづくり大学「モノ×マチ サークルARITA」の第一期生が、JR上有田駅前にてデビュー!「モノ×マチ サークルARITA」は、現役窯業大学校生と同校OBOGで構成されており、このたび彼女らの若い感性で磨き上げられた作品が、駅前にて初めて展示販売されます!
5月3日(水祝)には、作家のみなさんが店番をして皆さんをお待ちします。
4. 限定の朝がゆ、前日から寝袋を持ち込まないならば朝5:00集合!
毎朝6:00からは内山地区の有田館にて朝がゆの振る舞いが行われます。うつわ付きで500円にて提供。1日300食限定なのでしっかり目覚ましをセットして早めにお越しください。毎年大変人気のある企画で、前日入りして泊まり込みで並ぶ人もおり、300食はすぐになくなりますよ。始発電車では難しいので朝がゆを食べるには車でくる必要があります。有田小学校の臨時駐車場に停めるのがオススメです。
5. トンバイ塀のキュートな裏通りに期間限定のコーヒーショップが出現!
内山のメインストリートから一歩裏に入ったトンバイ塀の通りに、雰囲気ある青空カフェが出現するカフェ・ド・アリタ。「SISTERS Cafe RIHO&Yume」「薬膳カフェ バランス☆ラボ」「とうふ工房 麦わら帽子」「よもぎや」「ボランティア喫茶」「SATISFY」「EIKO&COMPANY」が出店するなど、コダワリの自家焙煎豆で淹れた本格コーヒーなどが楽しめます。約4kmある陶器市ロードを歩き疲れた体にほっと一息。ほっこりする時間をお過ごしください。
6. 趣ある桂雲寺で特別に開催されるお茶会で一服
香蘭社の本社会場あたりをぶらぶら。ふと目をやると立派なお寺がそびえます。なんとお堂のなかでお茶会が開かれるということで、トンバイ塀の通りでさっきコーヒーを飲んだにも関わらず、ふらふら誘われて中へ。300円を払い、背筋のピンとのびるような雰囲気のなかでお茶とお菓子をいただき気持ちがシャンとリフレッシュします。4/29、5/3、5/4のみの限定開催です。
7. ふわふわパリパリのありたどり唐揚げなどご当地グルメが集結!
(出典:http://www.arita.jp/news/002461.html)
有田を代表する有田焼カレーやありたどり、大ちゃんうどんや居酒屋のつくるクレープなど地元オススメのグルメはもちろんのこと、他にも県内外から各地自慢の料理が集まります。陶器市の通りに面しているのでランチをとるのにベストなスポットです。
8. 知られざるポテンシャルを秘めた、ph9.43のトロトロ有田温泉でゆっくり
(出典:http://55264664.at.webry.info/201403/article_10.html)
嬉野もびっくりのトロトロ温泉。知る人ぞ知る有田の名泉です。シャワーから出るお湯もトロットロで、体の泡を流しているのかどうかも分からなくなるくらいです。お食事処もマッサージ施設も併設しており、地元の憩いの場になっています。
9. 黒牟田の窯元地区でものづくり職人による陶器市を満喫
(出典:http://chatandoji.cocolog-nifty.com/shifu/2011/02/post-4f78.html)
卸団地行きの無料シャトルバスにゆられながら、昔からの窯元が立ち並ぶ黒牟田・応法地区へと向かいます。古くから続く源右衛門窯の雰囲気ある日本庭園を眺めながら、いただいたお茶をすする。黒牟田地区では内山の通りとは一味ちがった陶器市が楽しめます。
10. 自然あふれる南川原地区で触れる、窯元のクリエイティビティ
(出典:http://kakiemon.co.jp/blog/detail.php?kid=35)
柿右衛門窯や井上萬二窯などの有名窯元が点在するこの地区は、なんといっても自然が豊かで陶芸の神様のインスピレーションが降ってきそうなムードがただよいます。
柿右衛門窯のゆったりした庭園では、お茶菓子の接待があります。また柿右衛門窯では5月2日(水祝)に、昔ながらの薪窯による焼成作業が特別に一般公開されます。めったに見られないチャンスですのでぜひ足を運んではいかがでしょう。
以上、401年目の陶器市おすすめスポットを紹介してきました。400年を終えてもまだまだ勢いのとまらない有田。ちょっと足をのばしてみてはいかがでしょう。